予言と矛盾のアクロバット

高橋耕平

積極的な反復 vol.1

2013年10月26日|京都市美術館・京都国立近代美術館

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「積極的な反復」は、その名の通り“反復”を積極的、能動的に行い、“反復行動の中で反復について積極的に考える”という実践です。

一般的に、“結果としての反復”は、多くの場合ネガティブなイメージを伴います。「安らかに眠って下さい 過ちは繰返しませぬから」と刻印された広島市の原爆死没者慰霊碑は、被爆者に対する哀悼と鎮魂の形であると同時に、悲劇を繰返さない意志の表れとして存在します。3.11の記憶も新しい日本国土を襲う地震や津波被害は古代より周期的に起こるものとされ、被害を繰返さないための石碑や言い伝えが先人より残されてきました。一方で“行為・行動としての反復”は、学習やリハビリなど新たな能力体得や機能回復のための実践として我々の実生活の中に根ざしています。また宗教の種別を問わず、祭事や儀式の所作に於いても様々な反復を見受ける事ができることから、先人より受け継がれて来た人類の智恵として、祈願や信仰の表象として反復行動を捉えることも出来るのではないでしょうか。

「積極的な反復vol.1」では、道を挟んで対面する異なる二つの美術館の二つの展覧会を、幾度も反復し交互に鑑賞します。反復のさなかに起こる考えや出来事を通じ「反復」について思考したいと思います。

今回は、京都市美術館で開催の『京都市美術館開館80周年記念 竹内栖鳳展 近代日本画の巨人』と、京都国立近代美術館で開催の『映画をめぐる美術 ――マルセル・ブロータースから始める』を反復し、鑑賞します。

参加を希望される方は、info@takahashi-kohei.jp までメールしてください。当日の飛び入り参加も歓迎します。
※台風による気象悪化が懸念されましたが、問題ないと判断し予定通り開催します。

日時:2013年10月26日(土)9時30分-17時頃まで
集合:京都国立近代美術館入口付近、9時30分集合

内容:京都国立近代美術館、京都市美術館を1~2時間ごとに2、3回を目処として反復します。

参加費:両美術館の入館料

・京都国立近代美術館の入館料 大人850円 大学生450円

・京都市美術館の入館料 大人1300円 高大生900円

※両館を反復するので入館料が何度か必要になります。ご理解のうえ参加下さい。

※無料券や割引券、招待券をお持ちの方は持参下さい。